2021年07月30日

2021年 第 29 週( 7 月 19 日~ 7 月 25 日)

■県内概況■
 本週において、保育施設での腸管出血性大腸菌感染症の集団発生事例の報告がありました。
初夏~初秋は腸管出血性大腸菌の多発期として、注意が必要です。
対策として、食肉は十分加熱し、バーベキューの際のトングの使い分けも重要です。
また、ヒトからヒトへの二次感染を予防するために、食事前、トイレ使用後、排泄介助作業の後などには石けんと流水による手洗いを行い、入浴の順番(下痢等の症状のある人は最後)にも留意して下さい。
 第 29 週の県内新型コロナウイルス新規感染者数は 161 名と7月上旬から増加に転じており、再び感染拡大の兆しが見られるため、注意が必要です。
これから、連休や夏休みで、移動・交流の機会が多くなりますが、夏休みは、県内で家族と過ごし、帰省する前は、余暇活動を控え、帰省したら、家族で静かに過ごしましょう。
また、ふだん同居していない人とマスクをはずした状態での対面は、避けましょう。

■第29週のトピックス■
◆新型コロナワクチンについて (2021年7月15日現在)(国立感染症研究所)
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◆新型コロナウイルス感染症の直近の感染状況等(2021年7月21日現在)(国立感染症研究所)
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【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2021年7月30日更新)