2021年09月24日

2021年 第 37 週( 9 月 13 日~ 9 月 19 日)

■県内概況(新型コロナウイルス関係)■
 第 37 週の新型コロナウイルス新規感染者数は 387 名と、34 週をピークに減少が続いていますが、一方で、感染者のうち 10 歳未満の割合が増えています。
第 37 週に実施した L452R 変異株 PCR 検査(スクリーニング検査)では、221 件のうち、187 件が L452R 陽性となりました。

県民のみなさまへ
本県では、高い危機意識を持ち続けながら、感染拡大を抑え、全力で命を守る取組を進めるため、「緊急対処措置」を実行しています。大阪など都市部を中心に感染者が高い水準で推移しており、本県でも危険な状態が続いています。
現在、デルタ株が拡がっています。デルタ株は感染力が強いとされ、家庭内や職場で感染を広げる可能性があります。
また、入院リスクが高いとされており、一層の細心の注意が必要です。
県民のみなさまには、引き続きの感染予防の徹底へのご協力をお願いいたします。

■12歳以上の若年者への新型コロナワクチン接種について■
予防接種法に基づく接種の対象は、接種の日に満 12 歳以上の方です。
このため、12 歳に満たない方は、新型コロナワクチンの接種の対象にはなりません。
日本小児科学会は 12 歳以上の健康な子供へのワクチン接種は意義があるが、接種にあたってはメリットとデメリットを本人と養育者が十分に理解していることが大切であるとしています。
県 HP に 12 歳以上の若年者への新型コロナワクチン接種に関して現時点での知見を集約した QA を掲載しています。
保護者の方々へ、お子様のワクチン接種の可否について、ご判断いただく際にご参考としてください。
12 歳 以 上の若年者への新型コロナウイルス接種 Q&A 【奈良県 HP 】
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■第37週のトピックス■
◆沖縄県におけるCOVID-19推定感染場所に基づく患者数の傾向の把握(国立感染症研究所)
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◆奈良県 アストラゼネカ社製ワクチン接種 特設ページ(奈良県HP)
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【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2021年9月24日更新)