2022年05月20日

2022年第19週 (5月9日~ 5月15日)

■県内概況(新型コロナウイルス関係)■
 第 19 週の新型コロナウイルス新規感染者数は 2298 名と第 18 週の 1566 名より増加しています。
 奈良県においても、感染力がより強いとされている新たなオミクロン株(BA.2 系統) の割合が高くなってきました。
リスクの高い場面に注意し、基本的な感染防止策 (1)マスク、(2)換気、(3)消毒、(4)距離の徹底を引き続きお願い致します。
 大型連休があけ、また季節の変わり目でもあり、疲れのでやすい時期です。
疲れがたまっていると、免疫力が落ち病気にかかりやすくなります。
休息をとり、バランスのよい食事をとる等体調管理に気をつけましょう。

■「密閉」空間にしないよう、こまめな換気を■
感染経路の 1 つであるエアロゾルは換気をすることで室外に排出されます。
効果的な換気をこころがけましょう。
○窓がある場合
・風の流れができるよう、2 方向の窓を、1 回、数分間程度全開にしましょう。
換気回数は毎時 2 回以上確保しましょう。
・窓が 1 つしかない場合でも、入り口のドアをあければ、窓とドアの間に空気が流れます。
扇風機を窓の外に向けて風の流れができるようする、浴室やトイレ、レンジフードなどの
換気扇を併用することも換気の効果をあげることができます。
○乗り物の場合
・乗用車などのエアコンは「内気環境モード」ではなく、「外気モード」にしましょう。
・電車やバス等の公共交通機関でも、窓開けに協力しましょう。

これから暑くなり熱中症予防と感染防止策の両立が大切になります。
熱中症予防にはエアコンの活用が有効です。
ただし、一般的な家庭用エアコンは、空気を循環させるだけで換気を行っていません。
新型コロナウイルス対策のためには、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要があります。
換気により室内温度が高くなりがちなので、エアコンの温度設定を下げるなどの調整をしましょう。

詳しくは、厚生労働省HP
>>詳細はこちら をご参照ください。

■第19週のトピックス■
◆新型コロナウイルス感染症の”いま”に関する11の知識(令和4年5月16日)(厚生労働省HP)
>>詳細はこちら

【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2022年5月20日更新)