2022年07月08日

2022年第26週 (6月27日~ 7月3日)

■県内概況(新型コロナウイルス関係)■
 第 26 週の新型コロナウイルス新規感染者数は 987 名と、第 25 週の 715 名より増加しています。
全国的にも上昇傾向に転じており、今後の感染状況について注視していく必要があります。
 県内でもオミクロン株の BA.5 系統が初めて確認されました。
WHO レポートでは、既存のオミクロン株と比較した重症度の上昇は見られないとしています。
世界的には BA.4 系統や BA.5 系統の占める割合が増加しており、BA.4 系統や BA.5 系統へ置き換わりつつある中で、陽性者が増加傾向になっています。
 県民の皆様には引き続き、「マスクの着用」や「手洗い」「換気」など基本的な感染対策をお願いいたします。

■県内概況(その他の感染症)■
 RSウイルス感染症が増加しています。
感染経路は飛まつ感染と接触感染などです。
症状は、軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です。
特に乳児期早期(生後数週間~数カ月間)や高齢者は重症化することがあり、注意が必要です。現在ワクチンはありません。
飛まつ感染の予防にはマスクの着用等が有効です。
接触感染の予防には、子どもたちが日常的に触れるおもちゃ・手すりなどのこまめな消毒や、手洗い等が有効です。

■第26週のトピックス■
◆サル痘について(厚生労働省)
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◆国内における小児の原因不明の急性肝炎について
(第1報) 2022年6月23日時点(国立感染症研究所)
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【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2022年7月8日更新)