2021年第5週
～感染性胃腸炎、新型コロナウイルス～

2021年 第5週（2月1日～ 2月7日）

❖県内概況❖
　定点把握感染症の報告数は少ない状況です。
　感染性胃腸炎の報告数は、第４週よりも増加しています。
例年、春先の感染性胃腸炎としてロタウイルス胃腸炎が流行します。
ロタウイルスは、感染力が非常に強く、感染者の便や嘔吐物には大量のウイルスが含まれます。
おむつ交換時は使い捨てのゴム手袋などを使い、手洗いは指輪や時計をはずし、石けんで 30 秒以上もみ洗いをしましょう。
また、消毒薬は次亜塩素酸ナトリウム（家庭用塩素系漂白剤）を用いましょう。
　新型コロナウイルス感染症について、県内の第５週における新規感染者は 164 名でした。
新規患者数は、先週（173 名）に比べて若干減少しましたが、依然として、飲食店や高齢者施設でのクラスター事案が発生してい
ます。
引き続き、お一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの感染症対策に努めていただきますようお願いします。

✤第5週のトピックス✤
◆新型コロナワクチンの有効性・安全性について
（厚生労働省HP　2021年2月8日掲載）
>>詳細はこちら

【奈良県感染症情報センター（奈良県保健研究センター）より参照】
（2021年2月12日更新）