2020年05月15日

2020年 第19週(5月4日~ 5月10日)

❖県内概況❖
 定点把握感染症は、報告数が少なく、県内の流行はみられません。
 咽頭結膜熱、ヘルパンギーナの報告がみられます。
咽頭結膜熱やヘルパンギーナ、昨年に大流行した手足口病は、夏に子供がかかりやすい感染症で、“夏風邪“と呼ばれています。
ほとんどがウイルス性ですので、 抗菌薬は効きません。
感染経路は、飛沫感染や接触感染であり、タオルの共用を避けることやおむつ交換等 で排泄物を処理した後の手洗いの徹底が感染予防に有効です。
 県内の新型コロナウイルス感染症は、新たな感染者は減少してきましたが、この傾向を維持するために①身体的距離の確保②マスクの着用③手洗いといった基本的な感染対策を一人一人が継続することが大切です。


✤第19週のトピックス✤
◆ IDWR 2020年第16号
<注目すべき感染症>新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
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【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2020年5月15日更新)