2019年11月01日

2019年 第43週(10月21日~ 10月27日)

❖県内概況❖
A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が増加しています。
治療には抗菌剤が有効です。
喉の痛みを感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。

伝染性紅斑(リンゴ(ほっぺ)病)の報告数も増加しており、県内の報告数は例年より多い状態で推移しています。
伝染性紅斑は、両頬にリンゴのような赤い発疹があらわれます。
その 7~10 日前に微熱や風邪様症状がみられることが多く、感染力は、その時期に強くなっています。
妊婦の方は、感染すると胎児に影響することがあるため、風邪様症状のヒトとの接触を避ける等、感染に注意が必要です。
季節の変わり目の気温差により体調を崩しやすい時期です。手洗い・うがいの徹底や「咳エチケット」により感染予防に努めましょう。

✤第43週のトピックス✤
◆国立感染症研究所:成人男性も風しんの予防接種を受けましょう
>>詳細はこちら

【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2019年10月31日更新)