2021年第8週
～Ａ群溶連菌咽頭炎、咽頭結膜熱、新型コロナウイルス～

2021年 第8週（2月22日～ 2月28日）

❖県内概況❖
　定点把握感染症の報告状況について、中和保健所管内において、Ａ群溶連菌咽頭炎及び咽頭結膜熱が増加しています。
主な感染経路は、新型コロナウイルス同様、「飛沫感染」と「接触感染」ですので、感染予防は、咳エチケット、手洗いが有効です。
　新型コロナウイルス感染症について、２月２８日をもって、１０都府県に発出されていた緊急事態宣言が、関西３府県、中部２県及び福岡県において解除されました。
奈良県においても、第８週における新規感染者は２３名で減少傾向にありますが、全国的に２月中旬以降は減少スピードが鈍化しており、下
げ止まる可能性があり、再拡大（リバウンド）には注意が必要です。
年末には忘年会の影響で感染が拡大したという専門家の指摘もありますので、年度末に向けて、歓送迎会、謝恩会、卒業旅行、お花見に伴う
宴会など大人数の会食について控えていただくようお願いします。
また、引き続き、リスクが高い場所への出入りを控えるほか、家庭内でも「うつらない・うつさない」よう、十分な用心をしましょう。

✤第8週のトピックス✤
◆新型コロナウイルス感染症の直近の感染状況等（2021年2月18日現在）
（国立感染症研究所）
>>詳細はこちら

◆新型コロナワクチンの副反応疑い報告について（厚生労働省）
>>詳細はこちら

◆新型コロナワクチンについて （奈良県）
>>詳細はこちら

【奈良県感染症情報センター（奈良県保健研究センター）より参照】
（2021年3月5日更新）