2023年05月26日

令和5年 第20週 (5月15日~5月21日)

■県内概況■
 感染性胃腸炎の報告数がやや増加しています。
RS ウイルス感染症も増加が見られるので注意が必要です。
手洗いなど、基本的な感染予防を心がけてください。
 新型コロナウイルス感染症の報告数は第 19 週よりも増えており、動向を注視しています。
 ヘルパンギーナの報告数が急増しました。
ヘルパンギーナは、いわゆる「夏かぜ」の代表的疾患で、主な原因はコクサッキーA 群ウイルスである場合が多いです。
ウイルスは唾液、鼻汁、便などに含まれ、感染経路には咳やくしゃみによる飛沫感染と手などを介して口、目の粘膜に侵入する接触感染があります。
症状は、2~4 日の潜伏期間の後、突然の発熱に続き咽頭痛、口腔内の水疱や発赤が現れます。
水泡が破れると痛みを伴い食事や水分を摂ることが難しくなるため、食事を柔らかく薄味にするなど工夫して水分補給することが大切です。

■第20週のトピックス■
サル痘について(厚生労働省)
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【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(令和5年5月26日更新)