2022年06月03日

2022年第21週 (5月23日~ 5月29日)

■県内概況(新型コロナウイルス関係)■
 第 21 週の新型コロナウイルス新規感染者数は 1604 名と第 20 週の 1875 名より減少していますが、依然高い水準で推移しています。
引き続きリスクの高い場面に注意し、基本的な感染防止策「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗い等の手指衛生」、「換気」の徹底をお願い致します。

■県内概況(その他の感染症)■
 RSウイルス感染症の報告が郡山保健所管内で増加しています。
乳幼児や高齢者では症状が進み、湿性咳嗽(タンがからんだ咳)や気管支炎、肺炎へと重症化することがあります。
しかし、年長児や成人は症状が軽く、感染していることがわかりにくいことから、咳等の症状がある場合は、できるだけ乳幼児等への接触を避けることが必要です。

■屋外・屋内でのマスク着用について■
<屋外の場合>
・人との距離(2m以上を目安)が確保できる場合や、距離が確保できなくても、会話をほとんど行わない場合(※)は、マスクを着用する必要はありません。
※「会話をほとんど行わない」とは、屋外で人とすれ違う際に簡単な挨拶を交わす場合や、携帯電話で話している者の横を立ち止まらずに通り過ぎるような場合を想定しています。
<屋内の場合>
・人との距離(2m以上を目安)が確保できて、かつ会話をほとんど行わない場合は、マスクを着用する必要はありません。
◇夏場は、熱中症防止の観点から、マスクが必要ない場面では、マスクを外すことを推奨します。
◇マスクを着用しない場合であっても引き続き、手洗い、「密」の回避等の基本的な感染対策を継続しましょう。
詳しくは、厚生労働省HP
>>詳細はこちら をご参照ください。

■第21週のトピックス■
◆2回目ワクチン接種から感染までの日数がSARS-CoV-2オミクロン系統に対するブレークスルー感染者血清の交差中和活性を決定する(国立感染症研究所)
>>詳細はこちら
◆腸管出血性大腸菌感染症 2022年3月現在
(IASR Vol. 43 p103-104: 2022年5月号)
>>詳細はこちら

【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2022年6月3日更新)