2023年06月09日
令和5年 第22週 (5月29日~6月4日)
■県内概況■
感染性胃腸炎の報告数は、引き続き高い数値で推移しています。
細菌が増えやすい高温多湿の季節を迎えますので、食品の管理には気をつけましょう。
新型コロナウイルス感染症の定点あたり報告数は、第 21 週よりも増えており、動向を注視しています。
RS ウイルス感染症の報告数は、依然として増加し続けています。
例年は秋から流行しますが、令和3年4年は5月6月以降に増加傾向となっています。
乳幼児に加え、高齢者においても重症の下気道炎の原因となるので、周囲への感染予防への配慮が大切です。
ヘルパンギーナの報告数が、3 週にわたり急増しています。
主に「コクサッキーウイルス A 群」が原因で、ウイルスの型がいくつかあるので、何度もかかってしまうことも珍しくありません。
飛沫感染に加え、おもちゃや食器(コップ・スプーン)、タオルの共用(間接接触)でも感染がひろがるので注意しましょう。
■第22週のトピックス■
エムポックスの発生状況について(2023年6月2日掲載)(厚生労働省)
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令和3年度(2021年度)感染症流行予測調査報告書(2023年6月7日掲載)(国立感染症研究所)
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【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(令和5年6月9日更新)