2022年08月26日
2022年第33週 (8月15日~ 8月21日)
■県内概況(新型コロナウイルス関係)■
第 33 週の新型コロナウイルス新規感染者数は 18463 名と 8 週連続で増加しており、特に最近 4 週間は 10000 名を大きく超えています。
8 月 21 日時点での感染者数(現時点で感染している人)は 4 万人を超えており、大規模な感染拡大状態が続いています。
学校では新学期が始まる頃となり、当面感染者数が多い状況が続くことが予想されますが、感染時の症状低減のため、接種可能な方は早期のワクチン接種を推奨します。
■県内概況(その他の感染症)■
中部地域の RS ウイルス感染症の報告が減少傾向ですが、依然として RS ウイルス感染症や手足口病の報告が多い状態です。
インフルエンザも、数は少ないですが報告されています。
こまめな手洗いの習慣を心がけましょう。
■新型コロナウイルス感染症自宅療養からの療養解除期間について■
新型コロナウイルス感染症で自宅療養された場合の療養解除についてですが、症状の有無により異なります。
厚生労働省公報誌「厚生労働」2022 年 3 月号新型コロナウイルス最前線の内容を掲載します。
原文は下記 URL よりご確認ください。(各事業所で基準を設けられている場合はそちらを参照してください)
◎症状がある場合
発症日(症状が出現した日)から 10 日以上かつ症状が軽快して 72 時間経過後(または症状軽快後24 時間以上空けて 2 回 PCR などの検査を行い陰性だった場合)に療養解除となります。
◎症状がない場合
検体採取日から 7 日経過後に療養解除となります。
◎無症状者に途中で症状が出た場合
当初無症状の人であっても、途中で症状が出現してしまったら、発症から 10 日間は感染性があるとされているため、発症日が起算日になります。
療養解除については、保健所の指導に従ってください。
※療養解除の基準は変更される可能性があります。
参考:公報誌「厚生労働」2022 年 3 月号新型コロナウイルス最前線 (厚生労働省 HP)
>>詳細はこちら
■第33週のトピックス■
◆感染性廃棄物の取り扱いについて(新型コロナウイルス感染症対策で得られた知見を踏まえて)(環境省)廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル(令和4年6月)
>>詳細はこちら
◆新型コロナワクチン接種推進室のページ(奈良県)
>>詳細はこちら
【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2022年8月26日更新)