2021年06月18日

2021年 第23週(6月7日~ 6月13日)

❖県内概況❖
 子どもの夏風邪の一つである咽頭結膜熱や手足口病の報告が、過去 5 週間平均数と比べて増加しています。
咽頭結膜熱は、プールの水を介して目の粘膜から感染することもあるため、プール熱とも呼ばれています。
発熱、喉の痛みや結膜充血がおこる病気であり、予防には手洗いやうがいが有効です。
 第 23 週の新型コロナウイルス新規感染者数は 68 名と、前週より減少しています。
しかし、日本国内では、感染性が高いと言われている B1.617.2 系統の変異株(デルタ株)が増加しつつあります。
感染予防には、従来と同様に、3 つの密の回避、特に会話時のマスクの着用、手洗いの徹底が重要です。
感染者の発生が減ってきたからと油断せず、換気の徹底やマスクの着用など、引き続き、感染対策を実践しましょう。

✤第23週のトピックス✤
◆新型コロナウイルス感染症 第三期 奈良県緊急対処措置 経過報告(6.10)(奈良県HP)
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◆感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の新規変異株について (第9報)(国立感染症研究所HP)
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【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2021年6月18日更新)