2020年12月18日

2020年 第50週(12月7日~ 12月13日)

❖県内概況❖
 定点把握感染症の報告数は少ない状況が続いています。
 感染性胃腸炎は、ウイルス感染(ノロウイルス・ロタウイルス等)が原因であることの多い、嘔吐・下痢を主症状とする感染症です。
今シーズンの報告数は例年よりも少ないですが、患者発生は 12 月の中頃にピークとなる傾向があるため、注意が必要です。
特にトイレの後、調理前、食事前には、流水と石けんを用いて手を洗いましょう。
また、調理器具もしっかりと洗浄しましょう。
 新型コロナウイルス感染症について、県内の第 50 週における新規感染者は 189 名でした。
12 月 11日に新型コロナウイルス感染症対策分科会から、「忘年会・新年会・成人式等及び帰省について」の提言がありました。
忘年会・新年会では「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」をしましょう。
帰省する際には、三密回避を含め基本的な感染防止策を徹底するとともに、大人数の会食を控えるなど、高齢者等への感染につながらないように注意しましょう。
また、発熱等の症状がある場合は、宴会やイベントの参加、帰省を控えましょう。

◆忘年会・新年会・成人式等および帰省についての分科会からの提言
 (令和2年12月11日)(内閣官房HP)
>>詳細はこちら

【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2020年12月18日更新)