2019年07月12日

2019年 第27週(7月1日~ 7月7日)

❖県内概況❖
手足口病警報発令中です。
手足口病は症状がなくなった後も便から2~4週間ウイルスが排泄されます。
大人が感染することもあるため、おむつの処理後は必ず流水と石けんで手洗いを行うよう注意してください。
ヘルパンギーナの報告数は横ばいですが、夏期にピークが見られる疾患ですので、今後の動向に注意が必要です。
ヘルパンギーナは、2~4 日の潜伏期間の後、突然の高熱と咽頭痛を生じます。
口腔内 の水疱がひどく、破れると強く痛むため、食事や水分をとることも困難になり脱水症状を引き起こすこともあります。
予防法は、感染者との密接な接触を避けることや手指の消毒、うがいを行うことなどです。
おもちゃやタオルの共用を避けることも大切です。

✤第 27週のトピックス✤
◆IASR 40(6), 2019【特集】急性脳炎 2007~2018年
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【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2019年7月12日更新)