2020年10月23日
2020年 第42週(10月12日~ 10月18日)
❖県内概況❖
県内で、今シーズン初となるノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生が報告されました。
ノロウイルス感染症の症状は嘔吐や下痢、発熱ですが、その多くは数日で自然に回復します。予防には手洗いが有効ですので、調理前やトイレの後など、流水と石鹸によるこまめな手洗いを行うようにしましょう。
ヘルパンギーナの報告数が、増加を続けています。
ヘルパンギーナは例年、夏に流行する疾患で、2~4日の潜伏期の後、突然の高熱と咽頭痛を生じます。
予防法は、感染者との密接な接触を避けることや手指消毒を行うことです。
新型コロナウイルス感染症の対応を見直す政令の改正が、10 月 9 日に開催された閣議で決定されました。
この改正により、10 月 14 日から、疑似症患者の届け出対象が入院患者のみとなりました。
また、10 月 24 日からは入院勧告・措置等についても見直されます。
この改正に関する奈良県の対応については以下の URL を御参照ください(報道資料: >>詳細はこちら )。
✤第42週のトピックス✤
◆厚生労働省通知:新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令の一部を改正する政令等について
>>詳細はこちら
【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2020年10月23日更新)