2019年11月22日

2019年 第46週(11月11日~ 11月17日)

❖県内概況❖
 インフルエンザの報告数が増加しています。
第 46 週では、特に中和保健所管内西部地域で報告数が増えており、県内全域ではほぼ全ての年代から報告があります。
全国的には流行レベルに達していて、県内でも 学級閉鎖が発生しています。
まだワクチン接種を受けていない方は早めに接種するようにしましょう。
また、流 水・石鹸による手洗いを行い感染予防に努めましょう。
 A群溶連菌咽頭炎の報告数が増加しています。症状は、突然の発熱と全身倦怠感、のどの痛みです。
学童期に多くみられる感染症で、家庭や学校での集団感染も多いです。
有効なワクチンはなく、予防として最も大切なことは患者との濃厚接触を避けることです。
治療には抗菌薬が有効です。
のどの痛みを感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。


✤第46週のトピックス✤
◆12月1日は「世界エイズデー」
>>詳細はこちら
◆インフルエンザの発生状況について(厚生労働省)
>>詳細はこちら


【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2019年11月22日更新)