2021年04月23日

2021年 第15週(4月12日~ 4月18日)

❖県内概況❖
 RS ウイルス感染症の報告数が増加しています。
RS ウイルスは、ほぼすべての子どもが2歳までに一度は感染するとされており、乳幼児早期(生後数週間~生後数ヶ月)や高齢者に感染すると重症化しやすいため、感染を避けるための注意が必要です。
 第15週の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は552名と、前週に引き続き非常に高い水準で推移しており、感染の流行状況が深刻になっています。
国内では、変異株の新規感染者数が増加傾向にあり、従来株から変異株へ置き換わりがおきつつある状況で、本県でも変異株が多く検出されています。
変異株であってもこれまでと同様、3密の回避、マスク着用、手洗いなどが有効です。
また、ふだん同居していない人との、マスクなしでの対面は、徹底して避けましょう。

✤第15週のトピックス✤
◆アデノウイルス感染症 2008~2020年 (IASR Vol. 42 p67-69: 2021年4月
号)
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◆日本の輸入デング熱症例の動向について (2020年4月-2021年3月)
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【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2021年4月16日更新)