2019年02月22日

2019年 第7週(2月11日~ 2月17日)

❖県内概況❖
 インフルエンザの報告数は先週に続き減少していますが、未だ定点当たり報告数が 8.38 と高い値になっています。手洗いや咳エチケットを心がけ、感染予防に努めましょう。
 A群溶連菌咽頭炎や咽頭結膜熱の報告数は横ばいですが、中和保健所管内西部地域では他の地域よりも多くなっています。どちらも、患者の咳やくしゃみによって飛び散る飛沫を口や鼻から吸い込んで感染します。
また、患者と握手・だっこなど直接接触した場合や、患者の病原体の付着した手でドアノブ・遊具・手すりなどに触れ、間接的に接触した場合に感染する事があります。手洗い、うがい、タオル・おもちゃの共用は避けるなど、対策を行いましょう。

 ✤第7週のトピックス✤
◆麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について(第6報) 大阪市
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あべのハルカス近鉄本店で複数名の従業員および利用者が麻しんに感染していることが判明しています。麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に連絡の上、指示に従い受診してください。
麻しんは、感染すると10日~21日(約10日)後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。

【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2019年2月22日更新)