2019年08月26日
2019年 第33週(8月12日~ 8月18日)
❖県内概況❖
手足口病は、徐々に減少していますが、定点当たり報告数が「2」を下回るまでは、警報は継続しており、まだまだ流行している状態です。
手足口病とヘルパンギーナはともにエンテロウイルスによる感染症です。
症状が軽快してもしばらくの間、便中にはウイルス排泄が続きますので、トイレやおむつ交換の後にはしっかり手を洗いましょう。
RS ウイルス感染症が、徐々に増加しています。
このところ、9 月に大きく流行することもあり、今後の流行状況には注意が必要です。
RS ウイルスは、免疫ができにくいため何度も感染します。
年長児や成人では症状は軽くなりますが、免疫の弱い乳児や高齢者が感染すると、重症化し、死亡することもあります。
流行する時期には、軽い咳や鼻水など症状がある人は、乳児・高齢者に近づかないような配慮が必要です。
✤第33週のトピックス✤
国立感染症研究所・戸山庁舎 2019年一般公開
◆日時:2019年9月28日(土)10:00-17:00(入場は16:30まで)
>>詳細はこちら
【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2019年8月23日更新)