2020年09月11日
2020年 第36週(8月31日~ 9月6日)
❖県内概況❖
先週に引き続き ヘルパンギーナの報告数が多くなっています。
6 ヶ月~3 歳の 18 人が報告され、このうち2 歳が 8 人と最も多く報告されていました。
ヘルパンギーナの症状は、発熱のほか、口腔粘膜の水疱性発疹による痛みのため、拒食や哺乳障害等をおこすことから、脱水症に注意が必要です。
秋は台風による自然災害が増える季節となります。
避難所では、平時より密集になりやすく急性呼吸器感染症や感染性胃腸炎が流行しやすいため咳エチケットや手指の消毒を徹底しましょう。
また、被災地の復旧のための野外の活動の際は、ダニや蚊などに刺されたり、けがをしないように肌を露出しない服装や厚底靴を着用し、また河川の氾濫や古い家屋に起因する粉じんにはレジオネラ属菌等の病原微生物を含むことがあるため、状況に応じ防塵マスク等を使用することで感染症を防ぎましょう。
✤第36週のトピックス✤
◆「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第3版」の周知について
◆次のインフルエンザ流行に備えた体制整備について
(厚生労働省HP 自治体・医療機関向けの情報一覧 9月4日付 )
>>詳細はこちら
【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2020年9月11日更新)