2019年09月06日

2019年 第35週（8月26日～ 9月1日）

❖県内概況❖
　RS ウイルス感染症の報告数がさらに増加しています。
郡山、中和、吉野保健所管内で報告数が増加して おり、特に中和保健所管内西部地域では定点あたり報告数が 6.3 と高い状態です。
今後も冬頃まで増加が続くことが予想されますので、注意が必要です。
RS ウイルスは、ほぼすべての子どもが2 歳までに一度は感染するとされており、乳幼児早期(生後数週間～生後数ヶ月）や高齢者に感染すると重症化しやすいため、注意が必要です。
一回の感染では免疫のでき方が弱いため繰り返し感染しますが、症 状は年齢を追うごとに軽くなっていきます。
年長児や成人は、軽い咳などの症状でも、乳児や高齢者との接触を避けましょう。

✤第35週のトピックス✤
◆厚生労働省検疫所FORTH:コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生しています
>>詳細はこちら

【奈良県感染症情報センター（奈良県保健研究センター）より参照】
（2019年9月6日更新）