2020年10月02日

2020年 第39週(9月21日~ 9月27日)

❖県内概況❖
 定点把握感染症の報告数は少ない状況です。
RS ウイルス感染症は報告がほぼありませんが、例年感染のピークは今の時期で、年末頃まで流行が続きます。
RS ウイルス感染症は呼吸器系感染症の一つで、初感染の時は、症状が重くなりやすいと言われ、特に乳児期早期(生後数週間~生後数ヶ月)には細気管支炎、肺炎といった症状を引き起こすことがあるため注意が必要です。
高齢者においても重い症状が出ることがあります。
また、季節性インフルエンザは例年通りであれば冬に向けて増加することが予想されます。
咳エチケットや手洗いの実施で引き続き感染予防に努めましょう。
 新型コロナウイルス感染症の第 39 週の新規感染者は 0〜2 名/日で推移していました。
換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。
また、十分な睡眠やバランスのとれた栄養摂取を心がけ体調管理を行いましょう。

✤第39週のトピックス✤
◆ IASR 風疹・先天性風疹症候群 2020年7月現在
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【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2020年10月2日更新)