2019年08月30日

2019年 第34週(8月19日~ 8月25日)

❖県内概況❖
 RSウイルス感染症の報告数が、先週に引き続き多くなっています。今後も流行の拡大が予想されるため、 注意が必要です。
RSウイルスに感染すると、2~8日の潜伏期間を経て、発熱や鼻水などの上気道炎症状が数日続きます。
多くの場合、軽症でおさまりますが、1 歳未満の乳児の場合は、急性細気管支炎や肺炎などの重い呼吸器症状をおこすことがあります。
また、呼吸器や心臓に疾患のある高齢者においても、重症化しやすく、死亡することもあります。
 咳が出るなどの症状がある年長児や成人は、できるかぎり乳児や高齢者との接触を避け、マスクを着用することが大切です。
また、子どもたちが日常的に触れるおもちゃや手すりなどはこまめにアルコールで消毒し、きちんと手洗いを行いましょう。


✤第34週のトピックス✤
◆IASR 40(8), 2019 【特集】風疹・先天性風疹症候群 2019年5月現在
>>詳細はこちら

【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2019年8月30日更新)