2020年08月14日

2020年 第32週(8月3日~ 8月9日)

❖県内概況❖
 定点把握感染症の報告数は少ない状態で推移していますが、夏期に流行するヘルパンギーナの報告数が増加しています。
ヘルパンギーナは、2~4 日の潜伏期の後、突然の高熱と咽頭痛を生じます。
特異的な治療はありません。
予防のため、感染者との密接な接触を避けることや手指の消毒をしましょう。
 引き続き、新型コロナウイルス感染症の新規感染者が連日発表され入院患者数が増加しています。
若年者だけでなく、重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患のある方が増えてきており、医療体制への影響が懸念されます。
新型コロナウイルス感染症は主に飛沫や接触で感染します。
特に周囲にこれらの重症化リスクの高い人がいる医療機関、介護施設、家庭では感染が広がらないように咳エチケット、手洗いをしっかり行い、それがきちんとできているかを確認しましょう。

✤第32週のトピックス✤
◆IDWR 2020年第30号<注目すべき感染症>
国内における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況
>>詳細はこちら

【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2020年8月14日更新)