2020年03月20日
2020年 第11週(3月9日~ 3月15日)
❖県内概況❖
感染性胃腸炎の定点あたり報告数は、例年に比べて低い水準で推移しています。
A 群溶連菌咽頭炎(A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎)の定点あたり報告数は、例年並みの水準で推移しています。
A 群溶連菌咽頭炎は、患者との接触を介して感染するため、家庭や学校など集団での感染もみられます。
患者との濃厚接触は避けるようにしましょう。
インフルエンザの定点あたり報告数は先週に引き続き減少していますが、定点あたり報告数が「1.0」 を下回るまでは注意が必要です。
インフルエンザの感染経路は飛沫感染と接触感染です。
引き続き、 手洗いや咳エチケットなど予防に努めましょう。
また、乾燥しやすい室内では加湿器などで適切な湿 度(50~60%)を保つことも効果的です。
インフルエンザにはアルコール消毒剤が有効です。
✤第11週のトピックス✤
◆新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について (令和2年3月17日版)(厚生労働省)
>>詳細はこちら
【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2020年3月19日更新)