2021年01月29日

2021年 第3週(1月18日~ 1月24日)

❖県内概況❖
 定点把握感染症の報告状況について、感染性胃腸炎が増加しています。
感染性胃腸炎は、手指や食品などを介して経口感染するので、流水と石鹸によるこまめな手洗いを励行し、患者の嘔吐物や糞便は適切に処理して、感染を広げないようにしましょう。
また、前週から郡山保健所管内において、RS ウイルスも増加しています。
RS ウイルスは、新型コロナウイルス同様、飛沫感染及び接触感染により感染するので、感染予防は、咳エチケットと手指衛生が基本となります。
 第 3 週の県内の新型コロナウイルス感染症の新規報告者数は 256 名と増加が続いています。
緊急事態宣言を受けて、奈良県では、感染拡大地域でのリスクが高い場所への出入りを控えるほか、家庭内でも「うつらない・うつさない」よう十分な用心を呼びかけており、改めて、感染拡大防止に向けた取り組みへのご協力をお願いします。

✤第3週のトピックス✤
◆県対策本部会議「新型コロナウイルス感染症対策 1年の振り返りと今後の重点取組」(令和3年1月26日)
>>詳細はこちら
◆感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の新規変異株について (第5報)
>>詳細はこちら

【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2021年1月29日更新)