2020年09月04日

2020年 第35週(8月24日~ 8月30日)

❖県内概況❖
 ヘルパンギーナの報告が増えています。
中和保健所管内で、特に1歳の報告が多いです。
いわゆる夏かぜの代表的疾患で、乳幼児を中心に夏季に流行し、突然の発熱と咽頭痛を生じます。
また、発症から2~4週間後頃まで便中にウイルスの排泄は続くとされておりますので、おむつ交換後の手洗いを励行してください。
また、タオル・おもちゃ等の共有は避け、使用した物はこまめに消毒しましょう。
 県内において、新型コロナウイルス感染症患者の死亡が2例発生しており、いずれも高齢者の方でした。
新型コロナウイルス感染症は、罹患しても約8割は軽症で経過し、治癒する例が多いですが、高齢者や基礎疾患をお持ちの方は、重症化するリスクが高いことが報告されています。
職場や家庭で周囲にこれらの方がいる場合は、ウイルスを持ち込まない、拡げないことを特に留意し、自分の体調管理、感染対策をしっかり行っていきましょう。

✤第35週のトピックス✤
◆今冬のインフルエンザについて(2019/20シーズン)(国立感染症研究所)
>>詳細はこちら

【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2020年9月4日更新)