2019年03月01日

2019年 第8週(2月18日~ 2月24日)

❖県内概況❖
 インフルエンザの報告は先週から減少し、定点当たり報告数が 5.98 となりました。しかし、定点当たり報告数が 1.0 を下回るまでは注意が必要です。
手洗いの励行や咳エチケット(マスク)を心がけ、感染予防に努めましょう
 感染性胃腸炎が少し増加しています。春はロタウイルスによる感染性胃腸炎が増加します。
ロタウイルスは通常、乳幼児を中心に流行し、症状は発熱や嘔吐、白色の水様便を特徴とする下痢です。
患者の便や嘔吐物には大量のウイルスが含まれています。トイレ後やおむつ交換後、食事の前はしっかりと手を洗いましょう。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(A群溶連菌咽頭炎)は中和保健所管内西部地域で特に多い状況が続いています。

 ✤第8週のトピックス✤
◆麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について(第9報) 大阪市
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◆大阪府内における麻しん(はしか)の発生について(第2報)
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麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に連絡の上、指示に従い受診してください。
麻しんは、感染すると10日~21日(約10日)後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現しま
す。

【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2019年3月1日更新)